ボトルキャップ・栓(キャップ)は小さいですが、その金型は決して単純ではありません。ねじ部の微細な公差、シール面の平滑度、数十個のキャビティの均一性まで - 一つでもずれると漏れ・ゆるみ・不良につながります。 1992年から精密キャップ金型を設計・製作してきたテヨン工業社が現場で確認した「品質を決める4つの要素」をまとめました。
1. キャビティ・コア加工精度
キャップの形状は、コア(core)とキャビティ(cavity)の係合で作られます。加工段階で発生した数マイクロメートルの誤差も成形品にそのまま転写されるため、精密CNC加工と放電加工(EDM)で形状公差を管理する必要があります。テヨン工業社は独自のCAD/CAM設計データをそのまま加工設備に連動し、設計・加工間の誤差を最小化します。
2.ねじ部(スレッド)精度
キャップと容器の結合を左右するのがねじ部です。ピッチ・リード角度・始点が少しずれても締め付け感が変わり、ひどいとゆるみや漏れが発生します。ねじ部はアンダーカット構造が多く、強制離型(ストリッピング)や回転取出(アンスクリュー)機構の設計完成度がすぐに品質に直結します。
3. 冷却回路の設計
射出サイクルの大部分は冷却時間がかかります。冷却回路がキャビティ全体を均一に包み込めないと、収縮偏差・反り・寸法不良が生じます。均一な冷却は、品質だけでなく生産性(サイクルタイム)にも直接影響します。
4. マルチキャビティバランス
キャップ金型は、生産性のために16、32、48キャビティのように多数のキャビティで作られることがよくあります。この時、ランナー・ゲートを通じてすべてのキャビティに樹脂が同じ圧力・時点に到達するようにする「バランス設計」が核心です。バランスが崩れるとキャビティごとに重量・寸法が変わります。
テヨン工業社はこの4つを設計段階から一緒に検討して量産まで責任を負います。キャップ金型に関するお問い合わせは、オンラインお問い合わせで残していただければ詳細にご案内いたします。